バイオマス燃料としてトウモロコシやサトウキビのデンプンや糖質が原料のアルコールが注目されています。このたび、ホンダと(財)地球環境産業技術研究機構が共同で、セルロース類からのアルコール製造技術を開発したとのことです。何がすごいのかというと、アルコールを作るには微生物をつかって、
デンプン-<分解>→糖質-<発酵>→アルコール
という過程を経なければなりません。これはお酒を造るルートと同じです。で、今度のは、
ソフトバイオマス(稲わら・雑草など)-<分離>→セルロース類-<分解>→糖質-<発酵>→アルコール
という過程になります。
ところが、稲わらや雑草など植物の茎などからセルロース類を分離するのが、結構大変でして、いろいろな副産物ができてしまうため、今まではなかなかアルコールにできませんでした。実は、一時期この手の研究をしていたのですが、植物体から糖質をとりだすのは、私の手に負えるものではありませんでした。採算がとれるのかが、普及への第1歩ですが、この辺はどうなのでしょうか?
日本の車メーカーの技術はやはり「すごい」と言うことでしょうか?特に環境分野についてはものすごく力を入れていますよね。トヨタも生分解性プラスチックであるポリ乳酸「ラクティ」の営業権を島津製作所から譲り受けたり、インドネシアでポリ乳酸の製造をしてみたりしています。ホンダとの間で、ハイブリッド車や燃料電池車の競争も激しくなっています。
しかし、「飼料用イネ」の特別用途の品種がありますが、そのうち「燃料用イネ」品種が登場するのでしょうか?
RITEとHonda、セルロース系バイオマスからのエタノール製造新技術を共同開発
http://www.honda.co.jp/news/2006/c060914.html
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