2007年08月02日
アフリカ諸国、バイオ燃料の生産に意欲
エネルギー危機が深刻な様相を呈してきています。昨日(8月1日)の段階で原油の価格は1ガロン78ドルまで上昇しています。
夏のバカンスシーズンに石油が1ガロン78ドルなんて本当に信じられないことです。その昔(オイルショックの時)、原油の値段が1ガロン16ドルになって世界中がパニックになりました。
現在、1ガロン78ドルでもパニックなんてどの国でも起こっていません。不思議ですね。
ただ、世界中でこの原油高で一番困ってるところはやはり、貧困国が多いアフリカ大陸です。
高騰し続ける原油価格に苦しみ、また貧困対策や疫病対策がぜんぜん改善されない中でアフリカ諸国はバイオ燃料こそが、経済の見通しを明るくするということに期待をかけているようです。
バイオ燃料生成の実験はアフリカの多くの国で行われているようです。ただ、設備投資が巨額になるので、商業ベースにのるプロジェクトはほんの数える程度だそうです。
ただ、アフリカ大陸の先進国、南アフリカでは、ムベキ大統領がバイオ燃料の研究・開発を早急に進めるよう呼びかけているそうです。
南アフリカは2006年7月、ちょうど1年前ですね、アフリカで最初のバイオエタノール工場の建設に着手しました。
原料である穀物の糖分を発酵させ、エタノールを抽出方式で、2007年末までに生産を開始する計画です。
南アフリカ共和国では同様の施設をさらに7つ建設し、2010年までい操業を開始する見込みとのことです。
かたやセネガルはバイオディーゼルに頼ろうとしています。セネガルは石油を産出しないので、発電をディーゼルに依存しているのがその理由だそうですが、ちょっと安易過ぎます。
どうも菜種からバイオディーゼルを抽出するようです。ワッド大統領がバイオ燃料と再生可能エネルギーに関する政策に特化した省を新設した様子ですが...。
アフリカのバイオ燃料は絶対、食料を原料にした物ではダメだと思います。それでなくても多くのアフリカ諸国は食料不足で苦しんでいるわけですから。
食料をバイオ燃料の原料にしたら、食糧事情がさらに悪化してしまいます。バイオマス(家畜の糞尿、腐敗植物等)を原料にしたものだったらOKだとは思いますが。
したがって、アフリカ諸国はまず、食料の自給率を高めるのが先決で、バイオ燃料は第二、第三の優先順位だと思いますね。
posted by Max Yamazaki at 22:23| バイオ燃料 | |
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